スマホ首はキラキラ女子のライフスタイルには必要ありません!
あなたは大丈夫?スマホ首の原因をトレーナー視点で優しく説明します。
1. 電車スマホと丸い背中の関係
2. 背中が伸びると縮むのは○○の筋肉
3. 最後の関門!前に突き出した頭を支える筋肉
1. 電車スマホと丸い背中の関係
スマホを見ていると、ついつい背中が丸くなってきていませんか?
目線より下でいじることが多いスマホ。
しかも、小さな文字をたくさん読んだり、ゲームをしたりしますよね。
その画面を見るために背中は丸くなりがちです。
その丸くなった背中の筋肉(脊柱起立筋、菱形筋など)はずーっと引き伸ばされた状態が続き、本来の筋肉の伸び縮みを忘れてしまっています。
イメージでいうと朽ちたゴムです。
朽ちたゴムは伸び縮みができなくなりますよね?
朽ちたゴムではゴムの意味が全くない。
筋肉も同じように伸び縮みができないと本来の機能をしないので意味がありません。
筋肉は構造上、引き伸ばされれば引き伸ばされるほど、発揮できる筋力が弱くなってしまいます。
そのため筋肉が正常な範囲で伸び縮みでき、高いパフォーマンス(筋力)を発揮できるようにしてやることが大切です。
また、肩甲骨を肋骨につなげている筋肉(前鋸筋)も引き伸ばされてしまいます。
そうすると前述した通り、筋肉はうまく機能しなくなります。
前鋸筋は肩甲骨を肋骨に近づけ、正しい位置にキープしているのですが、その機能が低下すると肩甲骨は肋骨から浮き上がってしまいます(翼状肩甲=肩甲骨の下角が浮き上がってくる状態)。
2. 背中が伸びると縮むのは○○の筋肉
さて、ずっと背中が丸くなって肩甲骨の正しい位置をキープできなくなった状態が続くと、筋肉がどんな状態になってしまうか理解していただけたと思います。
丸い背中の影響は、背中の筋肉だけではなく実は胸の筋肉も関係しているのです。
画像を見てください。
丸い背中…となると、あなたの胸の筋肉は縮こまっていませんか?
そうなんです!
伸ばされる筋肉があると、必然的に短縮する筋肉が出てきてしまいます。
人間のカラダはすごいですよね〜。
胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)は肩の骨(肩甲帯)を前方&外側に引っ張る機能があります。
ということはその胸の筋肉が短縮すると肩全体が前に、外に引っ張られるということなんです。
つまりは肩が丸くなってしまいますよね。
背中の筋肉とは逆で胸の筋肉は短くなりすぎて、伸び縮みができなくなってしまいます。
これも、筋肉を正常な範囲で伸び縮みでき、高いパフォーマンス(筋力)を発揮できるようにしてやることが大切です。
3. 最後の関門!前に突き出した頭を支える筋肉
さて、これまでは背中や胸の話をしてきました。
が、スマホをいじっている姿をよくよく思い出してください。
頭が前に突き出されて餌をついばむニワトリのようになっていませんか?
頭はその人の体重の約10%あります。
体重が50Kgの人であれば5kgくらいということです。
結構重いですよね?
それを首の骨やその周りの筋肉が支えているんです。
画像のように、頭(頭蓋骨)が重力に逆らわない位置(正常なアライメント)にあれば、筋肉に余計な負荷がかからないのですが、
それに対し、頭が前に出ていると画像のような負荷がかかります。
(筋骨格系のキネシオロジー(医師薬出版株式会社)より引用)
これはストレートネックと呼ばれる状態になってしまいます。
その結果、首や頭部や顎関節の筋肉にストレスがかかってきてしまうのです。
意外かもしれませんが、顎の関節にも影響しているんですよ。
この筋肉たちも過剰な負荷がかからない位置に戻してやって、本来の機能を取り戻す必要があります。
ここまで読んでいただいた皆さん。
スマホ首になる原因を理解していただけたと思います。
では、それを改善するには何をしたら良いのでしょうか?
長くなってきたので、その説明はまた別途書きます。
ここで紹介したスマホ首の原因は一部の要因です。
個人個人によって原因は異なる場合があります。
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